現場リポート

熊本県熊本市北区植木町上古閑01 注文住宅建築現場リポート①

2021.03.08掲載

こんにちは。リポート担当の黒肥地です。1221日(月)晴れのち雲。

本日は熊本県熊本市北区植木町上古閑にて上棟式を執り行いました。天候にも恵まれ、無事に上棟式を収めることができました。

お施主様は20年前当社にて新築工事でお世話になったお客様の息子様。長年の当社への信頼から息子様も当社にての新築工事を選んでくださいました。

 それでは早速リポートしていきましょう。

730分。みなさんも揃ったところで、建物の四方をお塩・お米・いりこ・お神酒で清める「四方固め」を行いました。

▼四方固めが終わると、現場監督の冷水・お施主様・棟梁の宮本大工よりご挨拶をいただきました。

▼工事の安全と御施主様ご家族様の益々のご繫栄を祈念して乾杯です。

▼乾杯後、いよいよ上棟スタートです。初めに梁をクレーンにて建物の中へ搬入していきます。

▼それぞれの梁を所定の場所へ並べて行きます。大きい梁は協力しながら行います。

▼梁を並べ終わり、次は柱を立てて行きます。

▼「どんこ」と呼ばれる木の棒の上に重りを付けた物を使って、上から叩いてしっかりと填め込んでいきます。

▼紙を巻いてある柱は、桧4寸(120㎜角)化粧柱、布で養生してある柱は、65分(約195㎜)桜の床柱。傷をつけないよう慎重に取り扱います。緊張感が伝わってきます。

▼柱を立てた後、梁や胴差といった横架材の取り付けを行っていきます。
クレーンで釣り上げ差し込んでいきます。

▼「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。

▼その頃、棟梁の宮本大工と現場監督の冷水で打合せが行われていました。

▼普通に立たれていますが、幅は12㎝。私達は怖くて立つことはできません。

▼慣れているので余裕の有山大工さんです。

▼当社では現場監督も一緒になって作業を行っています。

▼梁、胴差を終えたら「建て入れ直し」柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を柱に巻き付けて、柱が垂直になっているか確認していく作業です。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。垂直になれば仮筋交いを釘打ちし固定していきます。

▼仮筋交いの設置が終わりボルトで固定していきます。

▼同時に火打梁を設置。火打梁は水平力による変形を防止する目的があります。

▼ボルト締めも終わりお昼休憩へ。その前に打合せです。

▼お昼休憩の一コマ。お子様も見慣れない光景に嬉しそうでした。クレーン屋さんにお願いしクレーン車に座らせてもらい、ご満悦の表情ですね。

▼お昼休憩後、小屋束を建てていきます。屋根の勾配に合わせて、大小様々です。

▼小屋束設置後、母屋を取り付けていきます。

▼小屋束と母屋を金物(かすがい)で固定していきます。

▼小屋束も水平を確認しながら、雲筋交いを取り付けていきます。

▼雲筋交い取り付け後、透湿防水シートを張って行きます。

▼続いては、垂木を取り付けて行きます。

▼破風板を高圧エア釘打ち機で設置していきます。

▼いよいよラストスパート、野地板(厚12㎜×120㎜×2m)取り付けを行います。

本日も順調に作業完了となります。

この度の上棟式、誠におめでとうございます。

これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。