気密

家の性能は気密値(C値)でわかる

気密値(C値)とは

 数ある住宅性能の中で、熊本工務店が最も大事にしているのは気密値(C値)です。気密値は、家の「気密性能(隙間のなさ)」を数字で示すもので、住宅建築の中で最も判断が難しい現場の職人たちによる「施工の精度」を知る事ができます。住宅を本当の意味で高性能にする鍵を握る指標と言えます。

気密値は以下の計算方法で算出します

 計算床面積1㎡あたりの隙間を「㎠/㎡」で表し、数値が小さいほど「高気密な家」という事です。以前、国では高気密住宅の基準を「5㎠/㎡以下」としていました。しかし、熊本工務店では、その基準よりもはるかに高気密な「0.7㎠/㎡」を保証しています。

気密値の計算式

熊本工務店の平均気密値は0.15

 本工務店が建てる家の平均気密は「0.15㎠/㎡」。これは、全国でもトップクラスの数値です。だからこそ、自信を持って圧倒的な高気密を保証できるのです。

平均気密値0.15

隙間の大きさを床面積100㎡(約30坪)で比較した場合

隙間の大きさを比較

高気密住宅の5つのメリット

  • 1:断熱性能の向上

     上の表にもあるように、一般的な家はA3サイズ(約42㎝×30㎝)もの隙間がある事がわかります。こんなに大きな隙間があっては、どんなに良い断熱材を使っても、隙間から入ってくる外気によって断熱効果が大きく低下してしまいます。高気密住宅であれば、外気が入ってくるのを防ぐため、断熱性能を最大限に引き出す事ができるのです。

  • 2:家の中の温度差がなくなる

     外から暑い空気や冷たい空気が入ってくるのを防ぐので、家中の全ての場所で温度差のない、快適に過ごせる環境をつくる事ができます。

  • 3:結露やカビと無縁になる

     気密性が低いと、冬場には隙間から冷気が入ってきます。外気と室内で温度差が生じる事で壁の中に結露が発生、そしてカビが発生するのです。さらには、カビを餌にしてダニが繁殖するという悪い流れまで生まれてしまいます。高気密住宅であれば、冬でも冷気が入ってこないので結露が発生しません。だから、カビやダニの発生も防ぐ事ができるのです。

  • 4:理想的な換気ができる

     現在の住宅は「24時間計画換気」が法律で義務になっています。そのため、給気口と排気口を正しく設置して、空気の流れをコントロールします。ですが、家の気密が低い場合、隙間から空気が出入りしてしまい、換気を計画通りにおこなえません。空気の流れを正しくコントロールし、計画通りの理想的な換気をおこなうには、高気密が必須と言えるでしょう。

  • 5:汚染物質の侵入を防ぐ

     気密性の低い家では、窓を閉めていても花粉や黄砂やPM2.5などが家の中に侵入してきます。対して、隙間のない高気密住宅なら汚染物質を含んだ空気が室内に入ることを防げます。さらに、花粉・PM2.5フィルターを給気口に取り付ければ、汚染物質をブロックし、より快適な室内にする事ができます。

高性能な住宅をつくるには「現場の人」の質が大切

 隙間のない高性能な家をつくるためには、現場で実際に建築を請け負う大工や現場監督が「家を良いものにする」という想いになる必要があります。ですから、熊本工務店では家づくりへの情熱を持った専属の大工職人にのみ家の建築をお願いしています。さらに、重要な部分は現場監督自らが施工に携わることで、徹底して「家の性能の向上」に取り組んでいます。

高気密であることが前提となっている24時間換気

 24時間換気と気密性は切り離せない関係にあります。なぜなら、気密性能が計画換気に影響を与えるからです。気密値が5㎠/㎡の家の場合、給気口から正しく入る空気は18%ほどしかなく、82%は隙間から入ってきてしまうのです。もし、気密値が1㎠/㎡に向上したとしても50%ほどです。しかし、熊本工務店の平均気密値0.15㎠/㎡であれば90%もの計画換気を実現できます。つまり、24時間換気は「住宅が高気密である事が前提」の換気システムなのです。

計画換気の約90%を実現

気密測定は信頼できる第三者に依頼

 気密測定のタイミングは、上棟を終えてサッシや断熱材の取り付けをおこない気密工事が完了した段階です。専用の機械を使い室内の空気を排出することで、室内を気圧の低い「負圧」にして計測します。

 この時、もし家に隙間が多いと「測定不能」や「隙間から空気が漏れる音」などが起こります。測定では、隙間の多さだけでなく隙間の集中具合を知ることもできます。隙間が一ヵ所に集中せず均等にある状態が理想です。気密測定の結果、もし目標の気密値に届いていなければ隙間を探しだし、隙間を埋めて目標の気密値を達成します。

気密検査