現場リポート

熊本県熊本市北区清水新地01 注文住宅建築現場リポート④ ~祝 上棟~

2022.04.11掲載

こんにちは(*‘∀‘)

現場リポート担当の宮川です。4月6日(水)晴れ🌤

本日は、熊本市北区で和風住宅の上棟式を執り行いました!

天気にも恵まれ、絶好の上棟日和となりました!それでは早速リポートしていきましょう!

▼上棟の前に、まずは棟梁の古田大工が、建物の四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行いました。

四方固めが完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して、お施主様、棟梁の古田大工からご挨拶をいただき乾杯です。

▼乾杯が終わると、いよいよ上棟開始です!大工職人やクレーン車が一斉に動き出し、所定の位置に柱を立てていきます。

▼紙が巻かれた柱は化粧柱です。化粧柱は壁の中に隠れず表に見えてくる柱となり真壁造りになります。

▼現場監督たちも、次々に運ばれてくる柱や縁桁を降ろしていき、次に必要な材料を確認していきます。

▼お施主様も上棟の日を楽しみにされていて、上棟の様子を真剣に見られていました(*‘∀‘)

▼玄関ホールの飾り柱がクレーンで吊り上げられ、設置されます。この柱は、とても重量があるため、大工さん5人がかりで、所定の場所にはめ込んでいきます。

▼柱が立て終わると、続いて梁や胴差といった横架材の取付を行って行きます。クレーンで吊り上げ「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。

▼縁桁が吊り上げられていき、所定の柱に組まれていきます。

横架材の取付が完了した箇所は、金物を配置し、金物の仮止めを行っています。仮止め後はインパクトで固定していきます。

胴差を担いで、所定の位置に取り付けていきます。胴差の重さは約20㎏以上あり、大工さんの持ち上げるパワーに圧倒されます。

▼続いて、玄関部です。玄関柱を御影石に差し込んでいきます。

▼続いて、「建て入れ直し」を行います。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を柱に巻き付けて、垂直になっているか確認していき、少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。

▼続いて、火打梁を取り付けていきます。火打梁は、地震や台風で発生する水平方向への変形を防ぐ部材です。

▼上棟開始から、約3時間後です。建物全体の形がだんだん出来上がってきました。

▼次に、小屋束や母屋が吊り上げられていきます。

▼母屋を並べて、屋根部分の柱となる束を立てていきます。

▼束を立て終わると、次に母屋を取り付けていきます。

▼着々と進む工事風景をお施主様が見に来られていました。母屋の取付が始まるとだんだんと屋根の形状が分かってきます。

小屋束と母屋を金物(かすがい)で固定していきます。

▼同時に行われているのは、隅木の取付です。隅木の勾配を確認して固定していきます。

▼次に、谷木と言われる材料が上げられます。谷木は、屋根の入隅に取付ける部材です。

▼透湿防水シートを張っていきます。本日の上棟はここまでとなります。

明日に続きます。