現場リポート

合志市御代志02 注文住宅建築現場リポート④

2021.03.12掲載

こんにちは。リポート担当の黒肥地です。2月28日(日)曇り。本日は合志市御代志にて上棟式を執り行いました。雨の予報から曇りとなり無事に上棟式を迎えることとなりました。

▼本日の現場です。クレーン車も到着し、上棟式の準備を行われています。

▼最初に「四方固め」を行います。棟梁の外村大工がお塩・お米・いりこを、お施主様がお神酒を四方を清めていきます。

▼お清めを行った後に当社営業の野田、お施主様、棟梁よりご挨拶をいただき工事の安全と家内安全を祈念し乾杯です。

▼少し口につけ残りのご清酒は安全を祈念して基礎や道具などをお清めします。

▼いよいよ上棟のスタートです。まずは針葉樹合板を並べて行きます。

▼次に梁・胴差を所定場所へ並べて行きます。

▼途中で通し柱が設置されて行きます。通し柱は一階床から二階の屋根までの柱で4寸(120㎜×120㎜)×6mそれぞれ協力しながら取り付けていきます。

▼こちらの住宅では6本の通し柱を設置しています。

▼次々と梁や胴差と呼ばれる横架材を並べて行きます。

▼梁を並べ終えると次は柱を立てて行きます。

▼「どんこ」と呼ばれる重りのついた器具を使い固定して行きます。

▼全ての柱が設置終わりました。

▼続いて梁や胴差を取り付けて行きます。

▼クレーンで釣り上げ「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。

▼所定の場所ばボルトも通しながら行います。

▼ボルトの種類も様々です。

▼筋交いの設置も行います。

▼その頃、「建て入れ直し」が行われていました。建て入れ直しでは、柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を柱に巻き付けて、垂直になっているか確認して行きます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整し、調整が終わると仮筋交いを釘打ちし固定していきます。

▼一階の施工が終わり続いては二階分の床を貼って行きます。こちらの住宅は根太レス施工のため調整合板をガンで固定していきます。

▼合板の取り付けが終わり梁・胴差を並べて行きます。

▼並べ終わると二階部分の柱を立て、梁や胴差を取り付けて行きます。

▼二階になるとクレーンの運転手から釣り上げ先が見えないため運転手が見える場所から合図をし誘導を行います。

▼二階も「建て入れ直し」を行い仮筋交いの設置を行います。

▼続いては、母屋をならべ屋根部分の柱となる束を取り付けて行きます。

▼束の設置が終わると母屋を取り付けて行きます。

▼下から見るとこの様になっています。

▼束と母屋を金物(かすがい)で固定していきます。

▼続いて束の垂直を水平器で確認し雲筋交い取り付けを行います。

▼ここでお昼休憩となりました。

▼昼食後は防水シートの取り付けを行います。

▼続いて垂木の取り付けを行います。釘打ちを行いその後タルキックで固定していきます。

▼垂木の施工が終わると破風板の取り付けを行います。こちらの住宅は切妻屋根となっております。

▼破風板の施工が終わると屋根下地の野地板を取り付けて行きます。

▼順調に進み窓枠材・間柱・筋交いの取り付けも行います。こちらも所定の場所に合わせカットされています。

▼瓦屋さんが到着されアスファルトルーフィングを取り付けて行きます。

▼終了予定時間にお施主様が到着され現場監督の冷水が内部を案内しています。

▼外周のシートを貼って本日上棟式は終わりとなります。

この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから約3か月の木工事へと進みます。ぜひお楽しみください。

▼本日の一枚。ほんの一部ですが本日の上棟式で使用された工具です。