芹川さん
 ファミリー

スタッフの人間性を見て、信頼できる工務店だと感じました。

スタッフの人間性を見て、信頼できる工務店だと感じました。

 

 

家を建てようと思ったきっかけを教えてください

ご主人:以前、ここに建っていた家は親父の生家だったんですよ。戦後の混乱期に祖父が建てたもので、築60年は超えていました。祖父母が亡くなってからしばらく空き家になっていたのですが、私たちが結婚するときに「空いているから住んでみたらどう?」と親父から話があり、「じゃあ、とりあえず住んでみようか」ということで住んでいたんです。

でも、とにかく古くて、ろくに基礎もないし、梁なんかは電気の配線がむき出しでした。あちこちガタが来ていてすき間だらけで寒いし、住み心地がいいとは言えませんでしたので、当初はリフォームを考えていたんです。でも、軽くリフォームするだけでも1000万円近くのお金がかかると聞いて、「それならいっそ建て替えようか」という考えに傾いてきました。

 

 

熊本工務店のことはどのように知りましたか?

ご主人:私の仕事の関係で、実際に何度か熊本工務店さんの現場を見せていただく機会があったんです。熊本工務店さんの家は、業者の目から見ても心をつかまれるような魅力を感じましたね。

 

 

他に比較検討をされた建築会社はありますか?

ご主人:ひとつも見に行っていないですよ。他社を見に行っていたら、「参考になったことはあったかな?」と言う話を後でしたことはありますけどね。仕事でちょっと建築をかじっていましたので、自分がお客の立場であちこち回るという発想がなかったです。

スタッフの人間性を見て、信頼できる工務店だと感じました。

 

最終的に熊本工務店を選んだ理由は何ですか?

ご主人:仕事で熊本工務店さんと関わったときに感じた、営業さん、工務さん、社長さん、皆さんの人間味が大きな要素でした。スタッフの方々の人間性というんでしょうか?そのことに信頼感を持っていたのが理由です。

 

 

これまでの家で不満だったことはありますか?

ご主人:基本的に「住めば都」という考えではあるんですけど、そうも言っていられないことは多々ありましたね(笑)。

奥さま:ムカデはよく出てくるし、ネズミは住んでるし。

ご主人:ネズミは屋根裏に住み着いていて、寝ているとカリカリうるさいので壁を蹴るんですよ。そしたら10分ぐらいは静かになるんですけど、10分したらまたカリカリと…。

奥さま:(笑)。

ご主人:昔の家なので無駄に広さだけはあって、半分ぐらいは使っていなかったです。祖父が使っていたベッドがそのまま置いてある部屋もあったりしました。

それから、前の家ではストーブの上に水を張った鍋を置いておくと、朝起きたら凍っている時もありました(笑)。前の家はすき間と呼ぶにはおさまらず、3cmぐらいすき間があったところもありましたからね。階段も急だったので何度も転げ落ちたりして。

 

 

新しい家でこれまでの不満は解消されましたか?

ご主人:もう完全に解消できましたね。

スタッフの人間性を見て、信頼できる工務店だと感じました。

 

家づくりの過程で不安や苦労はありましたか?

ご主人:熊本工務店さんに対しては何も不満はなかったのですが、地鎮祭の前日に1回目の熊本地震があったので、「これからどうなるんだろう?」という不安は正直ありましたね。地鎮祭にも行けませんでしたし。

「予定通りに資材を調達できないんじゃないか?」「そうしたら工期も大幅に遅れるんじゃないか?」といった心配はあったんですけど、そんな中でも順調に工事を進めていただいたことに感謝しています。

 

 

熊本工務店で残念だったことはありましたか?

ご主人:何もないです。野田さんは「メンテナンス対応が遅かったという声がある」とおっしゃったけど、地震なんかもあったりしたし仕方ないと思います。

 

 

熊本工務店で満足できたことはありましたか?

奥さま:木材リノベーションを担当している清高さんには、使いやすい収納をつくっていただいて感謝しています。

ご主人:私もタイルを貼ったり、家づくりに参加していたのですが、下地をやり替えてもらったり、大工さんにはいろいろな要望を聞いていただきましたね。

 

 

家づくりされる方にアドバイスをお願いします

ご主人:家を建てようと思ったら、あんなにたくさんの書き物をしなければいけないんですね。知りませんでした。皆さんも覚悟しておいてください(笑)。「ああ、それだけ大事なことをするんだ!」と、そこで腹が据わりましたよ。

後悔という部分では、開口部を「完全に開け放せるようにすればよかった」とは思いました。何も考えていなかったからそうなったと思っているので、建てる前にどんなつくりにするのかしっかり検討してください。

それから、敷地に余裕がある場合は、迷ったら「大は小を兼ねる」の考え方で、広めの家にしてもいいと思います。例えば、家に入ってすぐの廊下は最後の図面で広くしてもらったのですが、広めにしたことで使い勝手がいいです。