熊本県で家を建てたい方必見!ポイントや注意したいことをまとめて解説
熊本県で家を建てることをご検討されている方の中には、すでに住宅建築用の土地をお持ちの場合とお持ちでない場合がありますが、前者と後者では費用や期間はもちろん考え方も異なってきます。
本記事では、熊本県で家を建てる際にかかる費用や期間、土地あり・土地なしの考え方、エリアごとの人気の工務店などを解説します。
熊本県で家を建てるのにかかる費用
住宅会社は、「ローコスト住宅」「一般的な工務店」「大手ハウスメーカー」で価格帯が分かれています。また、家を建てるための土地を持っている「土地あり」か、土地探しからおこなう必要がある「土地なし」によっても必要な手順や費用は異なります。
詳しくは「熊本県で家を建てるのにかかる費用とは【土地あり・土地なし別に解説】」のページをご覧ください。
熊本県で家を建てるのに必要な期間
家を建てることを考えるタイミングは、出産や進学などの家族のライフステージの変化に深く関係しています。分譲住宅や分譲マンションであれば、すでに建物が完成しているためスムーズに購入できますが、家を建てる場合は意外と時間がかかるものです。
詳しくは「熊本県で家を建てるのに必要な期間とは【土地あり・土地なし別に解説】」のページをご覧ください。
熊本県で家を建てる場合の土地の考え方
家を建てる際、すでに土地がある場合は費用面や土地探しの手間を考慮すると有利です。しかし、土地がない場合も悪いことばかりではありません。土地あり・土地なしそれぞれのメリットとデメリットを知ることで理想の家づくりに近づくことができます。
詳しくは「熊本県で家を建てる場合の土地の考え方【土地あり・土地なし別に解説】」のページをご覧ください。
熊本県のエリアごとの人気の工務店
熊本県には多くの住宅会社があり、注文住宅を専門にしている会社や建売住宅を専門にしている会社、デザインにこだわる会社や住宅性能にこだわる会社など多種多様です。そこで、熊本県のエリアごとに人気の工務店(大手ハウスメーカーを除く)をご紹介します。
熊本市
熊本市は、九州の中央部に位置しているため、九州新幹線を使えば博多駅まで最速32分、鹿児島中央駅まで最速42分と短時間でアクセス可能です。その他にも高速道路や都市間バスも発達しており、九州内どの都市へ行くにも便利な立地です。
人口は約74万人、九州では福岡市・北九州市に次ぐ3番目に大きな都市で、2012年には政令指定都市に指定されています。内陸盆地的な地形のため、寒暖差が大いのが特徴です。市の中心部には、百貨店や西日本最大級とも言われるアーケードを備える繁華街があり、買い物や食事を楽しむたくさんの人々で賑わっています。
詳しくは「熊本市で家を建てる際に参考になる熊本市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
八代市
八代市は、熊本県の中で熊本市に次いで2番目に人口の多い都市です。移住支援に積極的で安心して移住や定住できますが、人口は減少傾向にあります。
物価は比較的安く、特産品も多くあって農作物も豊富です。そのため、他の都市部に比べて生活費を安く抑えることが可能で、その分だけ余暇を楽しむなどにお金を使うことができるでしょう。また、町も静かで過ごしやすく近隣住民との交流も程良くされています。
詳しくは「八代市で家を建てる際に参考になる八代市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
人吉市
人吉市は、熊本県南部に位置する市内を「球磨川」が流れ、自然と住宅が調和した住みやすい街として評価が高いことでも注目されています。日本全国の「住みよさ」を順位付けする「住みよさランキング2022」(参照:東洋経済新報社)では、全国総合トップ50に17位という高い順位でランクインしています。
また、子どもを安心して産み育てられるよう、福祉の面での「安心度」の高さが魅力です。
詳しくは「人吉市で家を建てる際に参考になる人吉市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
荒尾市
荒尾市は熊本県の北西部に位置し、福岡県大牟田市と隣接しています。交通の特徴としては、福岡・熊本両都市圏の中間にあり、通勤・通学がしやすいことが挙げられます。都市機能と自然のバランスがとれているため、多様なライフスタイルを送ることができ、居住環境として高い魅力があります。西日本最大級の遊園地である「グリーンランド」もあります。
詳しくは「荒尾市で家を建てる際に参考になる荒尾市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
水俣市
水俣市は熊本県の南端で、鹿児島県との県境に位置しています。交通インフラは、国道3号や南九州西回り自動車道が南北に走り、地域公共交通として各種バスや肥薩おれんじ鉄道、JR九州新幹線などが運行しています。交通インフラは充実しているように見えますが、「基本的には自動車がないと生活は不便」という居住者の声もあります。
自然環境に恵まれ静かな住環境が形成されていますが、人口が徐々に減っていることもあり大きな商業施設は比較的少ないです。
詳しくは「水俣市で家を建てる際に参考になる水俣市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
玉名市
玉名市は県北部に位置する自然に恵まれた街です。熊本県では熊本市・八代市・荒尾市に次いで人口が多いのですが、年500人ほどのペースで人口が減少しています。1300年の歴史を持つ玉名温泉には、たくさんの旅館やホテルが立ち並び、温泉目的の観光客でにぎわいます。
熊本都市圏と福岡都市圏の中間に位置し、JR鹿児島本線や九州自動車道、有明フェリーなど交通の便に恵まれた地域です。
詳しくは「玉名市で家を建てる際に参考になる玉名市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
山鹿市
山鹿市は、熊本県の北部に位置する街です。伝統文化と豊かな自然に囲まれた街というイメージですが、熊本市から車で約40分と都市部とも遠くない距離です。ただし、市内には鉄道が走っていないため、車移動が基本となります。
山鹿市の魅力を伝える移住サイトによると山鹿市は5つの地域に分かれており、それぞれに特徴があります。その中でも鹿本地域は商店や学校が多く、利便性の高さと子育て環境の充実度から人気のエリアです。また、鹿央地域は熊本市に隣接しており、ベッドタウンとしても人気のエリアです。
詳しくは「山鹿市で家を建てる際に参考になる山鹿市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
菊池市
菊池市は、熊本県北東部に位置する街です。日本名水百選の菊池渓谷に代表される豊かな自然環境を活かした農林業が主産業で、新鮮な農産物が産直価格で手に入ります。
JR「熊本駅」から車で約50分、路線バスで約70分、九州自動車道「植木IC」から約30分の場所に位置します。市内の交通は、市街地の巡回バスや郊外地域にはあいのりタクシーを導入するなど、独自の交通活性化策が取られています。
詳しくは「菊池市で家を建てる際に参考になる菊池市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
宇土市
宇土市は、熊本県のほぼ中央部、広大な熊本平野の南部に位置する温暖で自然豊かな都市です。そのような地理的状況から、夏は蒸し暑く、冬の冷え込みが厳しい気候です。文化的背景から、宇土市は現在も県内の主要道路や鉄道が集中しており、通勤や通学、買い物、余暇活動などの日常生活において、交通の利便性が高く住みやすい街です。
詳しくは「宇土市で家を建てる際に参考になる宇土市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
宇城市
宇城市は、県中央部に位置し、天草諸島の玄関口となっています。JR鹿児島本線や宇土半島を進む三角線という鉄道網があります。また、市内を国道3号が通り、九州自動車道へも松橋インターチェンジからアクセスできます。宇城市の市街地から熊本市まで電車に乗って17分、車で約40分程度のため職場や子どもの進学先の選択肢も広がります。
程よい長閑さと共に利便性の良さもあり、子育てがしやすい街でありながら土地の取得価格が比較的安いため、土地の取得も併せた新築住宅も検討しやすいと言えます。
詳しくは「宇城市で家を建てる際に参考になる宇城市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
上天草市
熊本県上天草市は、大矢野町・松島町・姫戸町・龍ヶ岳町の4町の合併によって生まれました。熊本県の西部、有明海と八代海が接する天草地域の玄関口に位置し、大小さまざまな島が浮かぶ風光明媚な土地柄です。
交通に関しては車での移動が主になります。「交通や買い物に不便さを感じる」という意見がある一方、「自然豊かで遊べる場所がたくさんある。」「休日はのんびりと過ごすことができる」など、生活のゆとりに満足感を感じている人も多くいます。
詳しくは「上天草市で家を建てる際に参考になる上天草市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
天草市
天草市は「本渡市・牛深市・有明町・御所浦町・倉岳町・栖本町・新和町・五和町・天草町・河浦町」の2市8町が合併して誕生した市です。熊本県南西部の天草諸島の中心部に位置しており、周囲を青く美しい海に囲まれた天草上島と天草下島、及び御所浦島などで構成されています。
人口73,786人で、熊本県では、熊本市・八代市に次いで3番目に人口が多い市です。自然豊かで狭いコミュニティーから人間関係が近く、安全で子育て環境としては適しているとの意見も多い反面、熊本市内から車で2時間かかることや交通手段が乏しい点などに不便を感じる住人も多くいます。土地・賃貸価格・物価に関しては比較的高いようです。
詳しくは「天草市で家を建てる際に参考になる天草市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
阿蘇市
阿蘇市は熊本県の北東部に位置する、大自然に囲まれた観光地として有名な市です。住むことにおいては、広い平野部に生活環境があるため、山々に閉ざされているような感覚はないでしょう。阿蘇市は豊かな自然と親密な人間関係など、ゆっくりのびのび生活するには、この上ない環境と言えます。また、物産館やスーパーマーケットが10店以上、ドラッグストアや薬局が10店以上、商店街にはお洒落なカフェがあるなど様々なお店が並んでいます。
生活者の声としては、生活に必要なお店は揃っているので不便はないようですが、バスや電車の本数が少なく車が主な移動手段となるため、車を使用しない方には不便なようです。地価は熊本県の他のエリアと比べて安いと言えます。
詳しくは「阿蘇市で家を建てる際に参考になる阿蘇市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
合志市
合志市は、県中央部にある市です。隣接する菊陽町には、半導体受託製造大手のTSMCが進出し、2024年末の製造開始に向けて工場建設やインフラ整備が進められており、合志市内にも半導体関連企業が集まってきています。合志市は、税収を伸ばして財政の安定化を図り、子育て支援などを含めた行政サービスの向上につなげる動きに積極的です。その影響で、県内でも有数の人口増加地域で所得水準も高まっています。
東洋経済新報社が毎年発表している「住みよさランキング」で、2022年に全国総合ランキングで21位、九州では2位に選出されるなど、子育て環境をはじめとした住環境で高評価を得ています。合志市の地価は熊本県の他のエリアと比べて高いと言えます。
詳しくは「合志市で家を建てる際に参考になる合志市で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
益城町
益城町は熊本県の中央北寄り、熊本市の東隣りに接する町です。熊本空港・益城熊本空港ICなどの交通拠点やグランメッセ熊本などの交流拠点を有しているのが特徴で、車があればさらに過ごしやすいベッドタウンとして若い方やファミリー層に人気のある地域です。車で20分程度でショッピングモールや熊本市内に出れるため、日常的な買い物に困ることはありません。熊本地震では大きな被害を受けましたが、現在は道路や建物が新しくなっており街が活気づいています。
住宅が密集しているわけではなく、日常生活を送る中で騒音を気にしなくていいため、暮らしやすいという意見があります。昔から住んでいる方が多くご近所付き合いが盛んで、困っているときに助け合えるのも魅力と言えるでしょう。益城町の地価は熊本県の他のエリアと比べて高いと言えます。
詳しくは「益城町で家を建てる際に参考になる益城町で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
菊陽町
菊陽町は熊本市の北東部に位置する町です。人口は年々増加を続けており、令和2年の国勢調査では県内市町村で2位となる人口の伸び率を記録するなど、勢いのある町として知られています。熊本市の中心部まで15km程度の距離にあることからベッドタウンとしての一面を持っていますが、近年の人口増加によって発生する交通渋滞に関して不満を感じている方もいるようです。
台湾の半導体企業TSMCの工場建設に関して注目が集まっており、産業の発展や人口増加と共に住宅や教育・医療など、様々な面で未来に向けて発展していく町と言えます。地価は熊本県の他のエリアと比べて高くなっています。
詳しくは「菊陽町で家を建てる際に参考になる菊陽町で代表的な注文住宅の工務店」のページをご覧ください。
まとめ
本記事では、熊本県で家を建てる際にかかる費用や期間、土地あり・土地なしの考え方、エリアごとの人気の工務店などを解説しました。
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