【熊本で二世帯住宅を建てる方必見!】価格相場をパターン別に徹底解説
二世帯住宅をご検討中の方は、単世帯住宅と比べた二世帯住宅の費用感が気になっている方も多いでしょう。注文住宅の価格は建築会社によって様々ですが、本記事ではこれからの新築に求められる高性能住宅を例に、二世帯住宅のタイプ別の価格相場について解説します。
二世帯住宅の3タイプ
二世帯住宅は、特徴によって大きく3つのタイプに分けられます。
完全同居型
単世帯で建築するような家を二世帯で共有するパターンで、水回りの設備なども1つです。
部分共有型
主に玄関・キッチン・お風呂・リビングなど、住まいの一部を二世帯で共有するタイプです。
完全分離型
玄関・水回りをはじめ、生活スペースを世帯ごとに完全に切り分けるタイプです。
二世帯住宅のタイプ別メリット・デメリット
二世帯住宅の3タイプ別のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
水回りや生活空間が分けられている完全分離型はコストが高く、完全同居型はコストが安い傾向にあります。
完全分離型はキッチンや浴室を2つずつ設けるため住宅設備費用が多く必要なうえに、居住空間を分けるため、どうしても建物が大きくなるからです。
二世帯住宅の3タイプについて詳しくは「注文住宅の二世帯住宅で考えるべきこと【費用や間取りの観点から解説】」ページをご覧ください。
二世帯住宅のタイプ別の目安価格
次に、二世帯住宅のタイプ別に価格の目安を解説します。
相場を算出する基準
建物価格は建物の性能や商品、住宅会社によって差があります。2024年現在の建物価格の相場を建築会社のタイプ別に大まかにまとめると、以下の表のようになります。
耐震性能や断熱性能、換気性能などを高めた住宅を「高性能住宅」と呼びます。上の表のように、高性能な注文住宅の1坪(タタミ2畳分)の単価は60万円~90万円でイメージしておけばいいでしょう。
ここでは、今後ますます求められる「高性能住宅」を建築する地場の工務店の一般的な価格(80万円/坪)を基に解説します。
ただし、坪単価は坪数が小さくなるほど高く、坪数が増えるほど安くなります。そこで、35坪を平均値として5坪ごとに2.5万円/坪の差額が発生すると仮定し、試算します。
二世帯住宅の価格の目安
一般的に二世帯住宅の価格は単世帯住宅の1.5倍~1.8倍と言われます。しかし、ここでは当社の実績を基にして、部分共有型は1.1倍、完全分離型は1.3倍で計算しています。
【完全同居型】二世帯住宅の目安価格
参考価格:約2,400万円~3,300万円(税別)
完全同居型の二世帯住宅は、同居世帯の部屋が増えるという以外は、特別大きな単世帯住宅との違いはありません。そのため、平均的な単世帯の戸建て住宅の大きさである30坪~45坪の大きさで建築が可能で、価格は約2,400万円~3,300万円(税別)が目安となります。
【部分共有型】二世帯住宅の目安価格
参考価格:3,300万円~3,800万円(税別)
部分共有型の二世帯住宅では、お湯を沸かすエネルギーや水道料金などのランニングコストを考慮して、お風呂を共同で使うパターンが多いです。そのうえで、家族のライフスタイルの違いが生活のストレスにならないように配慮された間取りが多くなります。例えばキッチンやダイニングを分けたり、ミニキッチンを設置したりという形です。
建物の大きさは約40坪~50坪が目安となるため、価格は3,300万円~3,800万円(税別)が目安となります。
【完全分離型】二世帯住宅の目安価格
参考価格:4,500万円~5,000万円(税別)
完全分離型の二世帯住宅では、水回りだけでなく玄関周りやリビング、収納などを個別に設計する必要が出てきます。
そのため、どうしても約50坪~60坪の大きさが目安となります。価格は4,500万円~5,000万円(税別)が目安となります。
30坪・40坪・50坪の二世帯住宅の目安価格
続いて、二世帯住宅の建物の大きさ(延床面積)別に価格の目安を解説します。
30坪の二世帯住宅の目安価格
30坪の二世帯住宅となると『完全同居型』の間取りが現実的です。したがって先ほどの坪単価比較表から、約2,400万(税別)が相場の価格となります。
40坪の二世帯住宅の目安価格
40坪の二世帯住宅は、『完全同居型』『部分共有型』の間取りが中心となります。したがって、約3,000万円~3,300万円(税別)が相場の価格となります。
50坪の二世帯住宅の目安価格
50坪の二世帯住宅は、『完全同居型』『部分共有型』『完全分離型』全ての間取りに対応できます。したがって、価格の幅は広がりますが、約3,500万円~4,600万円(税別)が相場の価格となります。
土地あり・土地なしの場合の二世帯住宅の目安価格
建築用の土地を購入する必要がない「土地あり」の場合は、基本的には先に解説した建物価格を参考に目安の価格を知ることができます。ただし、建築する土地によっては解体工事や造成工事、地盤改良工事などが必要になる場合があります。これらの費用も決して安価ではないため、建築計画の総額で予算組みをしておくのが大切です。
また、諸経費として、各種登記費用・印紙代・火災保険・住宅ローン事務手数料・不動産取得税、建て替えの場合には引越し費用・仮住まい家賃なども必要になります。建築会社の担当者と打合せをして、自分たちの家づくりではどの項目が必要になるのか確認し、概算見積りを出してもらいましょう。
建築用の土地から購入する「土地なし」の場合は、上記に加えて土地代金がかかってきます。土地の価格は熊本県内においてもエリアごとに様々です。参考までにエリア別の土地価格相場をご紹介します。
熊本市内の土地価格相場
熊本市各区の土地の平均坪単価の目安は以下の通りです。
●中央区 約43万円/坪
●東区 約27万円/坪
●西区 約14万円/坪
●南区 約15万円/坪
●北区 約15万円/坪
新規で宅地用に開発分譲されている宅地の広さは50坪~60坪が多く、50坪以上の完全分離二世帯住宅などを計画する場合には1宅地では狭いでしょう。そのため、新規分譲宅地で完全分離型の二世帯住宅を計画する場合、2区画を購入することなども視野に入れて土地探しを行いましょう。
区によって土地の坪単価が大きく変わるため、熊本市で50坪から100坪の土地を購入する場合、約700万円~4,300万円と予算の幅も大きくなります。
熊本市で建築計画を立てる際には、ある程度土地と建物の大きさを把握してからエリアを絞り、該当物件が出た場合はすぐに購入の判断ができるように準備しておくことをお勧めします。
熊本市近郊の土地価格相場
熊本市へのアクセスを考えた近郊エリアとしては、合志市・山鹿市・菊池市・宇土市・宇城市・八代市などがあります。それぞれのエリアの住宅用地について、50坪~100坪の広さで土地の価格相場をご紹介します。
合志市
熊本県合志市は、住宅用地の相場売買事例では坪単価が20万円程度です。しかし、人気地区となり土地価格は上昇傾向にあるため、最新情報をご確認ください。土地価格の参考としては1,000万円~2,000万を目安にすると良いでしょう。
山鹿市
熊本県山鹿市は、住宅用地の売買事例では坪単価が20万円程度です。そのため、合志市と同じく1,000万円~2,000万円が土地価格の目安となります。
菊池市
熊本県菊池市は、住宅用地の相場が4万円/坪程度です。そのため、200万円~400万円が土地価格の目安となります。
宇土市
熊本県宇土市は、住宅用地の相場は全体を見ると10万円/坪~13万円/坪です。しかし、人気の小中学校近隣では16万円/坪が相場になっています。そのため、500万円~1,600万円が土地価格の目安となります。
宇城市
熊本県宇城市は、住宅用地の相場は全体を見ると平均6.5万円/坪です。しかし、市街地では10万円/坪前後が相場になっています。そのため、325万円~1,000万円が土地価格の目安となります。
八代市
熊本県八代市は、住宅用地の相場が7万円/坪~10万円/坪程度です。そのため、350万円~1,000万円が土地価格の目安となります。
まとめ
本記事では、二世帯住宅に関して「価格」を中心に、間取りのパターンごとの相場を紹介し、併せて熊本で建築する際のエリアごとの土地価格相場について解説しました。
建物価格は、ローコスト住宅を選択すれば抑えることが可能です。しかし今回は『これから求められる高性能住宅』を参考価格として計算しました。2025年からは、新築住宅の建築可能な性能の最低基準が引き上げられるため、ローコスト住宅を検討中の方はご注意ください。
熊本工務店の注文住宅では、高性能住宅にこだわり建築をしております。創業70年、地元熊本に根差した工務店として、末永く安心して暮らせる家づくりを続けて参ります。
ぜひ一度、熊本工務店の資料をお取り寄せください。家づくりにきっと役立つ情報を無料でお届けします。