注文住宅の新築戸建てに必要な坪数とは【20坪~50坪まで坪数別に解説】

注文住宅の新築戸建てに必要な坪数とは【20坪~50坪まで坪数別に解説】

新築の注文住宅では、ライフスタイルや家族構成に合わせて坪数を選ぶことができ、20坪・30坪・40坪・50坪とそれぞれの広さごとに魅力を発揮できます。

本記事では、20坪・30坪・40坪・50坪それぞれの広さで実現できるライフスタイルを解説してますので、どの坪数を選択することが最適なのか参考にされてください。

 

 

【20坪の注文住宅】小さな家に宿る大きな魅力

注文住宅の新築戸建てに必要な坪数とは【20坪~50坪まで坪数別に解説】

20坪の注文住宅は特別な広さと言えます。4人家族の一般的な考え方である「20帖のLDK、8帖の主寝室、6帖の子供部屋が2つ、さらに収納や和室」などの要望を盛り込むと20坪より大きくなります。つまり、20坪の注文住宅は、部屋の間仕切りを根本から考え直す必要があるため、小さくかつオシャレな家にするには設計力が重要なポイントになります。

また、20坪の平屋であれば、14~16帖のLDK+6帖ほどの部屋を2つ、階段のスペースなどが必要ありませんので、ちょっとした収納までつくれます。1人もしくは2人で暮らす家としては十分と言えるでしょう。

小さな家には、大きなメリットがたくさんあります。まず、手入れが簡単で掃除やメンテナンスがしやすいという点が挙げられます。また、家族とのコミュニケーションが取りやすく、家族の絆を深めることができます。さらに、購入費用やランニングコストが抑えられるため、経済的な面でもメリットがあります。

20坪の注文住宅で住みやすい間取りを実現するためには、発想豊かな設計士との出会いが大切です。

 

【30坪の注文住宅】必要なスペースを確保できる

注文住宅の新築戸建てに必要な坪数とは【20坪~50坪まで坪数別に解説】

30坪の注文住宅は、3LDKや4LDKが実現できます。注文住宅の良さを活かすなら、フリースペースやLDKなどの人が集う空間の作り方、窓の大きさや配置や高さを工夫することが重要です。また、吹き抜けや室内のガラス窓・ガラスドアやストリップ階段で開放感を出したり、スキップフロアで空間を有効活用するのも良いでしょう。

30坪は空間的には小さめです。そのため、モダンで暗めのトーンなどできっちりまとめてしまうと、狭くて堅苦しい印象になる場合があります。壁や床は明るめ、もしくはナチュラルなカラーをベースにし、インテリアのテイストや配置、観葉植物などで「抜け感」を演出するなどすると居心地の良い空間を作ることができるでしょう。

30坪の注文住宅は、一般的な部屋数や広さを確保できる最低限の広さと言えますが、特徴のない建売住宅と設計の部分で差をつけるなら、外部環境や家族のライフスタイルを考慮して空間的、視覚的なポイントを設けることです。また平屋の場合、廊下などのスペースを省くプラニングがしやすいため、2階建てよりはゆったりした設計が可能となります。ただし、1フロアで30坪を実現するための広い土地が必要となります。

 

【40坪の注文住宅】自分だけの空間を実現する

注文住宅の新築戸建てに必要な坪数とは【20坪~50坪まで坪数別に解説】

40坪の注文住宅は、より広々とした空間を使って自分たちだけの理想の空間を実現できる魅力的な住まいとなります。家族構成やライフスタイルに合わせてカスタマイズする際に、他のどこかのスペースを我慢しなければいけないという状況も少なくなるでしょう。30坪の住宅と比較すると、40坪の住宅はタタミ20畳分広いということですから、多彩なスペースを追加することができることが想像できると思います。

例えば、ゲストルームやホームシアター、書斎、家事スペースなど、家族それぞれのライフスタイルに合わせたスペースを設けることができます。また、+αの収納スペースやファミリーガレージを多く設けることで、生活の中で使うものをスッキリと収納することができます。さらに、土間スペースを設ければ半外部の空間で趣味、作業をすることもできます。

40坪の注文住宅は、より広々とした空間を使って、自分たちだけの理想の空間を実現することができる魅力的な住まいです。家族と一緒に、自分たちだけのスタイルを作り上げましょう。

 

【50坪の注文住宅】広々とした暮らしが手に入る

注文住宅の新築戸建てに必要な坪数とは【20坪~50坪まで坪数別に解説】

50坪の注文住宅は、現代では大きな住宅といえます。

50坪の広さは、2世帯住宅として建築した場合でも十分な広さです。住まう人数にもよりますが、親子それぞれの世帯にキッチンやお風呂やトイレ等を設けても窮屈に感じることは少ないでしょう。

ゲストが多かったり、季節によって親戚が集まったりという機会が多ければ、広々としたLDKや年齢を問わずくつろぐことのできる大きな和室、来客時にも家族が伸び伸びできるセカンドリビングを設けるというのも1つのアイデアです。

もちろん、40坪の注文住宅同様にゲストルームやホームシアター、書斎なども設けられます。また、LDKに大きな吹き抜けを設けてもウォークインクローゼットやパントリーなど、衣類や食品を十分に収納できるスペースを取ることが出来るため、より開放的なデザインのも実現しやすいでしょう。

50坪の注文住宅は、大空間を活かした開放的な暮らしや、住まう家族それぞれに十分な空間があるため、伸び伸びと暮らせる非常に魅力的な住まいです。熊本市内で50坪の注文住宅を建てられるような土地を手に入れるのは至難の業ですが、少し離れたエリアも視野に入れ、家そのものを充実させるという考え方も良いのではないでしょうか。

 

まとめ

注文住宅の新築戸建てに必要な坪数とは【20坪~50坪まで坪数別に解説】

本記事では、注文住宅の坪数ごとの魅力を紹介しました。20坪の小さな家には、メンテナンスがしやすく、コスト面でもお得という魅力があります。30坪の家には、必要最低限の広さを確保し、いかに居心地よくカスタマイズするかという楽しみがあります。40坪の家には、ゆとりのある+αの空間を実現できます。50坪の家では、開放的で広々とした暮らしを手に入れることができます。

家を建てる際には、家族のライフスタイルや将来の計画など、様々な要素を考慮する必要があります。しかし、広さによる魅力も見逃せません。注文住宅では、坪数を家族構成や生活スタイルに合わせて選ぶことができまので、ぜひ自分に合った注文住宅の選び方の参考にしてください。

熊本工務店では、住まう家族や土地に合わせた完全自由設計で家づくりを行なっております。どんな暮らしを実現したいのか、なかなか想いがまとまらないという方も是非お気軽にご相談ください。家づくりのプロが、お客様のお話をしっかりと伺いアドバイスをさせていただきます。