熊本県菊池郡菊陽町01 注文住宅建築現場リポート④ ~祝 上棟~

こんにちは(*‘∀‘)現場リポート担当の宮川です。12月23日(月)☀

本日は、菊池郡菊陽町にて上棟式を執り行いました✨

それでは、早速リポートしていきましょう!!

棟梁はじめ大工職人さんが集結し、上棟の準備が始まります。▼上棟の前に、先ずは建物の四方を塩・米・いりこ・お神酒で清める「四方固め」を行います。

棟梁の上村大工と監督の浦野で務めさせていただきました。

▼次に、工事の無事竣工と安全を祈念して乾杯しました🥂✨

 

いよいよ上棟作業がスタートです。大工職人たちが一斉に動き出し、テキパキと所定の位置に柱を立てていきます。

▼柱に続いて、梁や胴差と呼ばれる横架材をクレーンで釣り上げ取り付けていきます。

次に、「火打ち梁」という、斜材が取り付けられていきます。火打ち梁とは、床面の水平方向の変位を拘束する斜材で、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐもので、構造上とても重要な部分です。

続いて、金物を取り付け、柱と梁を固定していきます。

同時に、内部では「建て入れ直し」という建物の垂直をとる作業に取り掛かります。建て入れ直しは、非常に大切な作業で、建物にゆがみや傾きが生じないように複数個所で垂直になっているかの確認と、少しでもゆがみがあれば「屋起し機」で垂直にしていきます。

▼続いて、2階の床合板が敷かれていきます。吹き抜け部には足場を作っていきます。

▼2階も1階と同様に柱が立てられ、梁などの横架材を取り付けていきます。

▼続いて、屋根部の施工です。小屋束と母屋を取り付け、「かすがい」と呼ばれる金物で1本1本固定していきます。

同時に、二階の耐力面材の取り付けも行われています。

▼大屋根、下屋ともに垂木が取り付けられていきます。

▼垂木の取り付けが完了すると、外断熱材キューワンボードの施工となります。キューワンボードの表面にアルミシートが貼られています。これが高断熱の秘訣です。

▼大屋根部は、構造用合板を敷き、その後にキューワンボードを敷いていきます。

キューワンボードを敷いた後、「気密テープ」を貼っていきます。気密テープの貼り方にもこだわりがあり、横→縦と貼ることで、万が一水が入り込んだとしても中にほぼ入らないように施工していきます。

最後に、キューワンボードの上に通気胴縁を施工し、野地板を張って上棟終了となります。

この度の上棟式、誠におめでとうございます!!

次回から上棟後の様子を更新していきます♪