現場リポート
熊本市南区日吉01 注文住宅建築現場リポート⑦ ~祝 上棟~
2022.10.03掲載
こんにちは(*‘∀‘)
現場リポート担当の宮川です。9月28日(水)晴れ🌤
本日は、熊本市南区にて上棟式を執り行いました。
今回のお家は、和風の60坪の平屋のお家です。リポートは1日目の上棟をお伝えいたします。
是非、最後までご覧ください(/・ω・)/
▼現場監督たちが、上棟前に搬入していた材料を出していきます。たくさんの材料が搬入されています。
▼7時過ぎ頃クレーンが到着しました。
▼大工職人さん達も、続々と到着し、材料を確認しながら養生を外していきます。
上棟の前に、棟梁の宮本大工が、建物の四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行います。
▼お施主様も到着し、棟梁の宮本大工からご挨拶をいただき工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯を行います。
▼乾杯が終わると、いよいよ上棟が始まります!大工職人やクレーン車が一斉に動き出します!大工さんがテキパキと所定の位置に柱を立てていきます。
▼5寸の柱(約30㎏)を軽々と担いでいる大工さんは本当に力持ちですね!
▼1尺(300角)の大黒柱がクレーンで吊られ、所定の位置に取り付けられます。
▼柱が終わると、続いて梁や胴差といった横架材の取り付けが始まります。横架材も重量があるため、クレーンで持ち上げながら、かけやと呼ばれる木槌を使って丁寧に取り付けていきます。
▼こちらは縁側の位置にくる、縁桁です。この縁桁は長さが9ⅿもあります!!
▼縁桁と柱を組む際は、慎重にかつ丁寧に組んでいく為、大工職人、現場監督総出で確認しながら組んでいきます。
▼その頃、下では棟梁と現場監督が、玄関の柱を組んでいました。玄関の柱も1尺の柱を使用しています。
▼下で組んだ柱をクレーンで吊り上げて、玄関の所定の位置に配置してきます。
▼玄関部の柱の設置が終わると、そこに桁を取り付けていきます。
▼内部の方も着々と進んでいます。
▼横架材を固定する金物を取り付けていきます。
▼続いて、太鼓梁が到着しました。太鼓梁を吊り上げて取り付けていきます。太鼓梁とは皮を剥いた丸太そのままの状態から側面のみを削ぎ落とした梁のことです。太鼓梁は、角材より断面が大きくなり、曲げに対する強度が高いのが特徴です。
▼同時に、火打梁を取り付けていきます。火打梁は、地震や台風で発生する水平方向への変形を防ぐ部材です。
▼並行して、「建て入れ直し」を行います。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を柱に巻き付けて、垂直になっているか確認していき、少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。垂直になったら仮筋交いを取り付けていきます。
▼午後からは、寝室側の部屋も同様に柱を立てて、横架材を組んでいきます。
▼こちらも、金物の取付をし、固定していきます。
▼続いて、母屋と束が上げられていきます。母屋とは、屋根の小屋組みの部材で、屋根の一番高いところにある棟木と並行して配され、垂木を支える部材です。
▼上げられた母屋を、所定の位置に配置していきます。
この後、束を立てていき母屋が取り付けられます。
今回のリポートはここまでです。
この度の上棟式、誠におめでとうございます。
これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。