現場リポート

阿蘇郡南阿蘇村01 注文住宅建築現場リポート⑥~祝・上棟式~

2021.11.05掲載

こんにちは。現場リポート担当の黒肥地です。11月4日(木)晴れ。本日は熊本県阿蘇郡南阿蘇村にて上棟式を執り行いました。

天気にも恵まれ秋晴れの心地よい気候の中、無事に上棟式を迎えることができました。

それでは早速リポートしていきましょう。

▼始めにお塩・お米・お神酒で四方を清める「四方固め」を行っていきます。棟梁の宮本大工さんと当社の田所さんが行っています。

▼四方固めが終わると、お施主様、棟梁の宮本大工さんより挨拶をいただき工事の安全とお施主様家族の益々のご繫栄を祈念して乾杯です。

▼クレーン車がをブームを伸ばし準備をしていきます。

▼いよいよ上棟作業のスタートです。針葉樹合板を広げていきます。

▼クレーンで柱を搬入し大工職人さんが所定の場所に柱を立てていきます。

▼次々と柱が搬入されていきます。

▼柱は土台のほぞ穴へ差し込んでいきます。

▼「どんこ」と呼ばれる木の棒の上に重りを付けた物を使って、上から叩いてしっかりと填め込んでいきます。

▼柱を建て終わると、梁や胴差と呼ばれる横架材を所定の場所に並べていきます。

▼こちらは化粧梁です。現場監督の冷水さんと田所さんが慎重に養生を剝しています。

▼クレーン車を使い梁や胴差を取り付けていきます。

▼所定の場所に両引きボルトを差し込んでいきます。

▼両引きボルトは特殊なレンチを使いボルトを絞めていきます。

▼下から覗くとこの様仕上がりになります。

▼こちらは片引きボルトで固定されています。

▼桁にダボ栓を取り付け梁の上に組んでいきます。

▼桁が組まれる位置の火打ち梁は先に取り付けを行い、桁を組んでいきます。

 

▼小梁の上部に桁が組まれるので、ダボ栓を差し込んでいきます。

▼同時にボルトの仮止めを行います。

▼化粧梁の取付が行われています。傷をつけないように慎重に作業が進められています。

▼仮筋交いを有山大工さん親子で固定していきます。とても仲良し親子です。(*^-^*)

▼その頃、「建て入れ直し」が行われています。建て入れ直しでは、柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を柱に巻き付けて、垂直になっているかミリ単位で確認していく作業です。少しでもずれている場合は、「屋起こし器」で調整していきます。調整が終わった場所から仮筋交いを固定していきます。

▼田所さんが残材の片付けや材料搬入のお手伝いをしています。こまめに片付けを行うことで安全に作業が進められます。

▼構造材を「かすがい」で固定していきます。たくさんの「かすがい」が使用されています。

▼建て入れ直しが終わると、ボルトをインパクトで絞めていきます。

▼同時に垂木の取付位置に墨出しを行います。

▼小屋束を取り付け母屋を渡した後に垂直になっているか確認を行います。

▼梁と小梁も高圧ガンで釘打ちし固定していきます。

▼透湿防水シートをタッカーで固定し、垂木を取り付けていきます。

▼垂木は「タルキック」で固定していきます。屋根が風圧で吹き上げられないよう、垂木と母屋・軒桁・軒木を接合する垂木留め金物です。

▼下から覗くとこの様になっています。

▼破風板の取付が完了しています。

▼垂木の上に針葉樹合板が取り付けられ垂木の位置に墨打ちを行います。

▼軒先も墨打ちを行います。

▼墨打ちされた位置に高圧ガンで針葉樹合板を固定していきます。

▼玄関屋根の取付を行っています。水平・垂直も確認し垂木・針葉樹合板を取り付けていきます。

▼内部では筋交い・間柱・窓台を取り付け高圧ガンで釘打ちし固定していきます。

▼ホールダウン金物の取り付けが行われています。ホールダウン金物は地震や台風などの外からの強い衝撃で、柱が土台から抜けないようにするために取り付けられます。

▼内部の金物取付が行われた場所から仮筋交いを外していきます。釘も外していきます。

▼その頃、屋根ではアスファルトルーフィング貼りが進められています。こちらのお家の屋根は「ガルバリウム鋼板」仕上げとなっています。

▼棟梁の宮本大工さんが残材の片付けを行っています。

外周に養生シートを貼り本日の上棟は完了となります。

この度の上棟式、誠におめでとうございます。これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。

 

▼本日の一枚「あそ望の郷」

▼本日の朝陽。