現場リポート

熊本県山鹿市01 注文住宅建築現場リポート⑥ ~祝 上棟~

2024.02.02掲載

こんにちは(*‘∀‘)現場リポート担当の宮川です。1月30日(火)曇☁

本日は、熊本県山鹿市で上棟式を執り行いました✨

早速リポートしていきたいと思います!

▼午前7時を過ぎると、大工職人さん達が続々と集結します。

▼お施主様が到着されました!

▼お施主様到着後、先ずは、建物の四方を塩・米・お神酒で清める「四方固め」を行っていただきます。

▼四方固めが終わると、お施主様、大工さん、現場監督が集合し、お施主様から一言ご挨拶をいただきます。

▼ご挨拶の後、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯しました🥂✨

▼乾杯の後、現場監督の浦野から、棟梁の宮本大工をお施主様にご紹介させていただきました。

いよいよ!上棟作業がスタートします。大工職人たちが一斉に動きだします!

まずは所定の位置に柱を立てていきます。

▼柱は、逆さかけやを使って、しっかりとほぞ穴に打ち込んでいきます。

▼こちらは、2階まで伸びる「通し柱」です。

続いて梁や胴差と呼ばれる横架材を取り付けていきます。クレーンで釣り上げ「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。

▼続いて、「建て入れ直し」という建物の垂直をとる作業に取り掛かります。建て入れ直しは、非常に大切な作業で、建物にゆがみや傾きが生じないように複数個所で垂直になっているかの確認と、少しでもゆがみがあれば「屋起し機」で垂直にしていきます。

続いて、金物を取り付け、柱と梁を固定していきます。

金物を取り付けた後は、専用の道具でしっかりと締めていきます。

次に、「火打ち梁」という、斜材が取り付けられていきます。火打ち梁とは、床面の水平方向の変位を拘束する斜材で、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐもので、構造上とても重要な部分です。

▼続いて、2階の床合板を敷く作業に移ります。

▼吹き抜け部には、足場を作っていきます。

▼1階と同様に2階にも柱を立てて、横架材を取り付けていきます。

▼2階も1階と同様に、「建て入れ直し」を行っていきます。

▼建て入れ直し後、全ての柱が垂直になったことを確認し、金物を締めていきます。

▼1階では並行して、耐力面材の取り付けも進んでいます。

▼こちらの耐力面材「あんしん」という建材は、非常に重たく、1枚で約25kgの重量があります。耐震性・防耐火性・耐久性を兼ね備えている優れた建材です。

続いて、屋根部の小屋束を取り付けていき、小屋束に横架材の母屋を渡していきます。

小屋束と母屋を「かすがい」と呼ばれる金物で1本1本固定していきます。

▼ここで、お昼休憩となります。改めて、お施主様のご紹介があり、みんなで美味しいお弁当を頂きました♩

昼食の間、設計の牧が、お施主様に実際の現場の中をご案内させていただきました。

今しか見れない、構造をしっかりと見て頂きました。

午後の作業は、大屋根・1階部分の屋根・下屋部の施工から再開しました。

▼続いて、垂木を取り付けていきます。こちらは下屋部です。

▼1階屋根部です。

垂木の施工と並行して、垂木とのわずかな隙間にウレタンを充填し塞いでいます。

細かなところまでこだわることで、高性能な家づくりが実現しています。

▼垂木の取り付けが完了したら、大屋根、下屋共に、垂木の上に構造用合板を敷いていきます。

構造用合板を張り終えると、外断熱材キューワンボードの施工となります。キューワンボードの表面にアルミシートが貼られてています。これが高断熱の秘訣です。

▼続いて、気密テープを貼っていきます。気密テープの貼り方にもこだわりがあり、横→縦と貼ることで、万が一水が入り込んだとしても中にほぼ入らないように施工していきます。

▼この後、通気胴縁の取り付けをし、野地板を張っていきます。その後、屋根にルーフィングが施され上棟完了となります。

この度の上棟式、誠におめでとうございます!!次回から上棟後の様子を更新していきます♪