現場リポート

熊本県上益城郡益城町03 注文住宅建築現場リポート⑤ ~祝 上棟~

2023.08.01掲載

こんにちは!リポート担当の宮川です。7月29日(土)大安 晴天☀

本日は、熊本県上益城郡益城町にて上棟式を執り行いました!

早速リポートしていきたいと思います。

▼午前7時過ぎごろ、続々と大工職人たちが集結し、上棟式の準備が進められています。

お施主様が到着されました。現場監督の浦野が上棟の説明を行います。

▼まずは、現場監督の浦野より、棟梁の有山大工をお施主様にご紹介させていただきました。

▼その後建物の四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」をお施主様ご家族に行っていただきました。

▼四方固め完了後に、お施主様からご挨拶をいただき、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯しました🥂✨

▼乾杯が終わると、いよいよ上棟作業がスタートです。大工職人たちが一斉に動き出し、テキパキと所定の位置に柱を立てていきます。

▼あっという間に柱が立ちました👏

続いて梁や胴差といった横架材の取り付け作業に入ります!

横架材の取り付けが完了したら、金物を取り付けていきます。

金物の取り付けと平行し、1階部分では「建て入れ直し」が行われていました。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかをミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。

▼続いて、こちらの斜めに取り付けられている部材は「火打ち梁」と呼ばれます。

「火打ち梁」は、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐもので、構造上とても重要な部分です。

1階の柱が全て垂直になったら、小屋裏部分の床合板を敷く作業に移ります

▼続いて、屋根部分の施工に入ります。まずは、屋根の部分の柱となる小屋束を取り付けていきます。

▼続いて小屋束に横架材の母屋を渡していきます。

一番高い母屋を棟木と呼び、棟木の取り付けが完了すると棟上げとなります🎊

続いて小屋束と母屋を「かすがい」と呼ばれる金物で1本1本固定していきます。

水平器や、職人の目を使って柱や母屋が真っ直ぐ施行されているか確認し、調整していきます。

▼続いて垂木の取り付けが始まりました。

▼垂木の施工と並行して、垂木とのわずかな隙間にウレタンを充填し塞いでいます。
細かなところまでこだわることで、高性能な家づくりが実現しています。

垂木の取り付けが完了し、外断熱材キューワンボードを取り付けていきます。

外断熱材の表面にはアルミシートが貼られており、これが高断熱の秘訣です。

この後、大工職人最後の作業「野地板張り」が行われ、上棟終了なります。

この度の上棟式、誠におめでとうございます🎊