現場リポート
熊本県上天草市大矢野町01 注文住宅建築現場リポート⑱~小屋上棟~
2021.09.30掲載
こんにちは。現場リポート担当の黒肥地です。9月29日(水)晴れ。本日は小屋の上棟の様子と母屋の進捗状況を見ていきたいと思います。
▼本日の現場です。
▼外構のブロック工事が進められていました。
▼玄関ポーチ・スロープの土台が完了していました。どのようなタイルが張られるのか楽しみです。
▼小屋の柱が立てられ桁や梁が組まれています。
▼「建て入れ直し」が行われています。建て入れ直しでは、柱に「吊り下げ棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、1本1本垂直になっているか1mm単位で確認していきます。少しでもずれていれば「屋起こし器」で調整していきます。
▼現場監督の冷水さんも確認作業を行います。
▼調整が終わると、仮筋交いを釘で固定していきます。
▼梁を羽子板ボルトで固定していきます。
▼火打梁を火打ちボルトで固定していきます。
▼母屋を手で上げていきます。下では冷水さんと田所さんが、上では古田大工さんが持ち上げています。
▼小屋束を立ていきます。
▼小屋束立てが終わると、母屋を渡していきます。
▼母屋に小屋束のほぞを合わせ、「かけや」で打ち込んでいきます。
▼小屋束と小屋梁・母屋を「かすがい」で固定していきます。
▼その頃、下では田所さんが垂木を立て掛けています。
▼垂木の固定位置を墨打ちしていきます。
▼垂木の墨と軒桁の墨位置を合わせ高圧ガンで固定していきます。
▼高圧ガンで固定後、「タルキック」で固定していきます。屋根が風圧で吹き上げられないよう、垂木と母屋・軒桁・棟木を接合する木止め金物です。
▼垂木の取付が終わると、破風板を取り付けていきます。
▼屋根の下地合板を上げていきます。
▼屋根下地合板を高圧ガンで垂木に固定していきます。
▼全て高圧ガンで固定していきます。中腰での作業はとても大変そうです。
▼母屋の中は廊下、リビングに桧の腰板が張られていました。
▼各収納スペースには調湿効果にすぐれている杉板が張られています。
この後、母屋・小屋それぞれに木工事が進められていきます。
それでは次回のリポートをお楽しみに。